小児皮膚科

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小児皮膚科について

小児皮膚科について

西宮市の皮フ科かわさきかおりクリニックでは、新生児からの小児皮膚科診療を行っています。乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、とびひ、水いぼなど、子供たちの皮膚トラブルは多岐にわたります。小さなことでもご心配なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
皮膚科専門医としての専門知識に加え、二児の母としての経験を活かし、保護者様の良き相談相手となることを目指しています。

こんなお悩みはありませんか?

  • 乳児の湿疹や肌荒れ
  • アトピー性皮膚炎によるかゆみ
  • とびひや水ぼうそう
  • 水いぼ
  • おむつかぶれやあせも
  • 虫刺されによる症状
  • 子供のにきびや皮膚の赤み
  • やけどや怪我による皮膚のトラブル

など

小児皮膚科で診る主な症状・疾患

当クリニックの小児皮膚科では、次のような症状や疾患に対応しています。

  • 乳児湿疹
  • かぶれ、アトピー性皮膚炎
  • じんましん、おむつかぶれ
  • あせも、虫刺され
  • にきび、とびひ
  • 水いぼ、蜂窩織炎
  • 白癬(みずむし)
  • ヘルペス、帯状疱疹
  • 疣贅(ウイルス性イボ)
  • 頭じらみ、手足口病
  • やけど、怪我

など

お子様の皮膚の健康をサポートするために、私たちは最善を尽くします。保護者様の不安を和らげ、お子様が快適に過ごせるように、慎重な診断と治療を心がけています。

乳児湿疹・アトピー性皮膚炎

乳児湿疹やアトピー性皮膚炎は遺伝や母親の胎内環境、住環境など様々な原因が挙げられます。赤ちゃんで母乳育児の場合、特にお母様の栄養面に原因がある場合も多くあります。妊娠・出産を経た体で良質な母乳を作り出すには、たくさんのエネルギーが必要となります。自分ではきっちり正しい食生活をしているつもりでも、エネルギーが不足していることが多く、栄養改善が必要となります。産後の「何となくしんどい」「肩こり、頭痛」「耳鳴り」なども栄養の偏りが原因かもしれません。

当院では赤ちゃんの皮膚の状態やお母様の体調により、必要に応じてお母様の採血を行い、どのような栄養素が不足しているかを鑑別し、親子同時の治療を行っています。その結果により食生活の指導や妊娠時・授乳期でも飲んで頂ける内服薬やサプリメントを指導し、根本的な乳児期のお悩みの改善を目指します。

また、当院ではターゲット型ナローバンドUVB (TARNAB)を導入しております。
ごく限られた紫外線を照射し、種々の皮膚疾患に対して治療効果を発揮します。皮ふのかゆみや発疹に照射を行い、症状を改善させます。TARNABは従来の紫外線治療器に比べ、赤みや色素沈着などの副作用が起きにくく、かつ治療効果が高い治療方法になります。結果的にステロイドなどの外用薬を塗布する期間が短くなり、親御さまにも大変喜ばれている治療です。光を当てる治療になりますので、痛みや熱さを感じることもありませんので、お子様でも安心してお受け頂けます。

異所性蒙古斑

蒙古斑は生後1週から1ヶ月ころまでに、青いシミがお尻や背中の下部にみられるもので、胎生期の真皮メラノサイトの残存と考えられています。
日本人にはほぼ100パーセントにみられ誰でも知っている「あざ」のひとつですが、5,6歳までに自然に消失しさほど問題にはなりません。ところがまれに通常の部位以外にも蒙古斑がみられることがあり、これを異所性蒙古斑といいます。
異所性蒙古斑といえどもその大半は学童期までに消失することが多く、蒙古斑同様治療の必要はありませんが、なかには青いシミが学童期になっても残る場合があります。
しかしその大半は成人までに消えることが多く、放置しておいても結構ですが、衣服に隠れない露出部などは患者の精神的苦痛を緩和するために治療の対象になることもあります。 当院ではピコレーザーによる照射治療を行っています。2020年5月よりピコレーザーも保険適応となりました。一般的なQスイッチレーザーに比べて痛みが少なく、照射の合計回数も少なくてすむことが知られています。

また治療回数は乳児の方が皮膚が薄く、レーザー光を透過しメラニンへの到達度が高いため、治療開始時期が早ければ早いほど効果が期待できます。広範囲の場合で入院が必要と判断した場合は近隣の病院へのご紹介も可能です。

水いぼ

水いぼは伝染性軟属腫といいます。伝染性軟属腫ウィルスによる感染症で、小児の体幹・四肢に好発します。直径2~10mm大の表面に光沢のあるイボを形成し、1個~数十個に及ぶ場合もあります。ウィルスですから、当然寿命があり、無治療でも自然に消失することもあります。
しかし、ウィルスの寿命が来るまでに、体の他の部位にうつったり、大きくなったり、家族やお友達にうつしてしまう可能性が高く、実際にそうなってから来られた患者様を多数みてきました。
この理由から、当院では専用のピンセットで一つ一つ丁寧に水イボをとっていく治療を基本としています。ご希望の方には麻酔テープを貼付し、処置の際の痛みを和らげることも可能です。(ご希望の際には受付終了の30分前までにお越しください。)とるには十分な大きさのないものには、液体窒素で凍らせる方法もあります。
また、水イボの感染、再発を予防することも重要と考えており、お子様の肌のコンディションを整える適切な保湿剤などの使用方法も指導致しております。詳しくは診察の際にお尋ね下さい。

皮フ科かわさきかおりクリニックの小児皮膚科診療の特徴

POINT01

お子様の皮膚のトラブルに幅広く対応

当クリニックでは、小児の皮膚トラブルに特化した診療を行っています。アトピー性皮膚炎、水いぼ、通常のいぼ、季節の感染症(とびひ)、円形脱毛症など、子供たちの様々な皮膚の症状に対応しています。また、日常的なトラブルとして、やけどなどのケアも行っています。

POINT02

アトピー性皮膚炎への紫外線療法(ターナブ)

特にアトピー性皮膚炎の治療には、塗り薬や飲み薬を基本とし、それで改善が見られない場合には、紫外線療法(ターナブ)を行うこともあります。小児の患者様に対してもこの治療は適用可能です。

POINT03

血液検査による根本的な診断

当クリニックでは、症状が繰り返される場合や、通常の治療で改善が見られない場合に、血液検査を推奨しています。特にアトピー性皮膚炎の患者においては、アトピーの数値やアレルギー検査、貧血の有無を調べ、栄養状態を評価します。
これにより、表面的な症状だけでなく、その原因にも対処することが可能です。

POINT04

食事と健康状態の関係

お子様の場合、食事と健康状態の関係が密接にあります。体調が良い時は問題なく食べられるものが、体調が悪い時にアレルギー反応を示すこともあります。そのため、繰り返される症状が見られる場合には、食事に起因する可能性も検討し、必要に応じて血液検査を行います。

保護者様に伝えたいことー肌のケアと食生活のアドバイスー

アトピー性皮膚炎のスキンケア

当クリニックでは、アトピー性皮膚炎をお持ちのお子様を診る際、特に汗をかきやすい部分のスキンケアを重視しています。肘や首など、汗のかきやすい部位に湿疹が出やすいため、これらの部分は特に注意が必要です。汗をかいたらそのままにせず、適切に対応または対処することが重要です。

正しい洗浄と保湿のバランス

日本では子供の肌を洗いすぎる傾向にあります。タオルでゴシゴシ洗うことは、皮膚を傷め、状態を悪化させる原因となります。保湿は大切ですが、それだけでは不十分です。正しいスキンケアの方法を保護者様にお伝えして、肌を優しく、丁寧にケアすることをおすすめしています。

栄養バランスの重要性

栄養面では、糖質の過剰摂取を控え、タンパク質を中心としたバランスの良い食事を推奨しています。特に、小麦よりも米などの食生活をおすすめしています。
また、食事はゆっくりとよく噛んで食べること、糖質の多い食品は食事の最後に摂るようにするなど、食事の摂り方にも注意を払うことが重要です。これは血糖値の急激な上昇を防ぎ、皮膚の健康にも良い影響をもたらします。

定期的な健康チェック

定期的な健康チェック

症状を繰り返す場合や改善が見られない場合には、採血による栄養状態のチェックをおすすめしています。これにより、皮膚の問題の根本原因にアプローチできる可能性があります。

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