赤ら顔(酒さ)

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頬や鼻の赤みでお悩みではありませんか?

頬や鼻の赤みでお悩みではありませんか?

「メイクをしても赤みが透けてしまう」「暑さや寒さ、お酒ですぐ顔が赤くなる」——赤ら顔(酒さ〈しゅさ〉)は体質だからと諦められがちですが、放置すると赤みが慢性化し、ニキビのようなブツブツを伴う段階へ進行することもあります。西宮市の皮フ科かわさきかおりクリニックでは、赤み(酒さ)の診療にも力を入れており、保険診療を土台に光治療・レーザーなどの選択肢をそろえて、赤み(酒さ)の根本改善を目指します。

 

  • 人前に出るとき、赤みが気になってしまう
  • 写真や動画に顔が残るのが苦手
  • 濃いメイクでしか赤みを隠せない
  • 皮膚科で相談しても「体質だから」と言われて終わった
  • どのタイミングで治療を始めればいいかわからない
  • セルフケアを試してもなかなか改善しない

具体的な症状に心当たりがある方は、後述のセルフチェックもあわせてご確認ください。

赤ら顔(酒さ)はなぜ起こる?発生のメカニズム

結論として、赤ら顔(酒さ)は「血管の拡張」と「慢性的な炎症」が同時に起こることで生じます。原因は一つではなく、複数の要因が重なって進行します。

1. 血管拡張(けっかんかくちょう)

紫外線や気温差、飲酒などの刺激が繰り返されることで毛細血管が広がったまま戻りにくくなり、赤みが定着します。

2. 炎症反応の慢性化

皮膚のバリア機能が低下すると外的刺激に炎症を起こしやすくなり、赤み・ほてり、ヒリヒリ感が持続し、化粧水などが沁みると感じることがあります。

3. 毛包虫(もうほうちゅう/顔ダニ)の増殖

酒さの患者様では毛穴に住むニキビダニ(毛包虫)が通常より多く検出されることがあり、炎症を悪化させる一因と考えられています。

4. 遺伝的要因・皮膚の敏感さ

血管が拡張しやすい体質や、皮膚が薄く外部刺激の影響を受けやすい方は発症しやすい傾向があります。

5. 生活習慣・外的刺激

紫外線、寒暖差、香辛料やアルコール、ストレス、ホルモンバランスの変化に加えて、本人の趣味や職業環境が血管拡張と炎症を悪化させる引き金になります。

 

これらが重なることで、初期の「赤み・ほてり」の段階から次第に「丘疹・膿疱」を伴う段階へ、さらに進行すると「鼻瘤〈びりゅう〉(鼻が腫れて肥大する状態)」へと進むことがあるため、赤みが続く段階での早期ケアが重要です。

赤ら顔の種類と特徴

赤ら顔は原因によって「炎症性(酒さ)」と「非炎症性(単純な血管拡張・敏感肌によるほてり)」に大きく分けられます。酒さはさらに進行段階によって病型が分かれます。

  • 赤ら顔(酒さ)
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種類 主な特徴 治療のポイント
紅斑毛細血管拡張型(こうはんもうさいけっかんかくちょうがた)酒さ 頬・鼻を中心に持続する赤みと毛細血管の拡張。ほてり感を伴いやすい初期段階 保険外用薬・内服薬(漢方薬含む)による炎症コントロールと、血管そのものにアプローチする光治療・レーザーの併用が有効
丘疹膿疱型(きゅうしんのうほうがた)酒さ 赤みに加えて、ニキビに似た赤いブツブツ(丘疹)や膿を持つ発疹(膿疱)が出現 保険の外用・内服薬で炎症を抑えることが第一歩。
鼻瘤型(びりゅうがた)酒さ 進行例。鼻の皮脂腺が肥大し、鼻全体が腫れたように大きくなる 状態により保険治療に加え外科的処置が必要になる場合あり。
眼型酒さ 白目の充血やドライアイ、まぶたの縁の炎症を伴うタイプ 眼科との連携が必要になることがあるため、症状があれば早めに申告を
非炎症性の赤ら顔(敏感肌によるほてり) 酒さの診断基準を満たさない、皮膚が薄いことによる赤みやほてり 保険診療の対象外となるため、スキンケアの見直しと光治療・レーザーによる自費診療が中心

「ただの赤み」と「酒さ」はどう違う?

結論から言うと、両者の違いは「炎症の有無」と「進行性かどうか」です。単なる敏感肌によるほてりは一時的な血管の反応であるのに対し、酒さは慢性の炎症性疾患であり、放置すると進行する可能性がある点が異なります。自己判断での見分けは難しいため、赤みが2週間以上続く場合や、赤みにブツブツを伴う場合は、保険診療の対象となる酒さの可能性を含めて診察を受けることをおすすめします。

赤ら顔は原因によって「炎症性(酒さ)」と「非炎症性(単純な血管拡張・敏感肌によるほてり)」に大きく分けられます。酒さはさらに進行段階によって病型が分かれます。

 

比較項目 敏感肌によるほてり(非炎症性) 酒さ(炎症性)
赤みの持続 刺激後に一時的に赤くなり、時間とともに引く 赤みが慢性的に続き、悪化と軽快を繰り返す
随伴症状 ほてり感のみのことが多い 丘疹・膿疱、ヒリヒリ感、進行すると鼻の腫れを伴うことも
保険診療の対象 対象外(自費診療が中心) 対象(外用薬・内服薬・漢方薬)

 

保険診療と自費診療も役割が異なります。保険診療は炎症そのものを抑える薬による治療、自費診療は拡張してしまった血管や赤みの見た目そのものに働きかける光治療・レーザーです。

 

比較項目 保険診療 自費診療(光治療・レーザー)
目的 炎症のコントロール 拡張した血管・赤みの見た目の改善
主な内容 外用薬・内服薬・漢方薬 IPL、プラズマシャワー、レッドタッチプロ、イオン導入+LED
位置付け 治療の土台・第一歩 保険診療で残った赤みへの治療

 

実際の症例写真は症例ページ「肌の赤み」でご覧いただけます。※掲載する症例には施術内容・回数・料金・リスクの注記を必ず併記してください。

まずは保険診療から

酒さと診断された場合、まず保険診療でできる治療から始めることが第一歩です。効果が不十分な場合や、赤み・血管拡張そのものを改善したい場合に、次の段階として自費の光治療・レーザーをご検討いただきます。

外用薬(メトロニダゾールゲル)

2022年に酒さの病名で保険適用となった外用薬です。1日2回の塗布で炎症を抑える効果が期待できます。

内服薬(抗菌薬など)

炎症が強い丘疹・膿疱では、抗菌薬の内服を組み合わせることがあります。

漢方薬

当院ではほてりを抑える漢方薬による治療も行っており、ご希望される方には体質に応じた漢方薬を処方しています。実際に赤みの改善を認めているケースもあり、外用薬・内服薬と組み合わせた選択肢としてご案内しています。

生活指導

紫外線対策、刺激物(香辛料・アルコール)の制限、スキンケアや職場や生活環境の見直しなど、悪化因子を避ける指導を行います。

 

保険診療は現金でのお支払いのみとなります。保険診療を土台にしても赤みが残る場合は、血管そのものに働きかける光治療・レーザー治療(自費診療)への移行をご提案します。

当院の5つの柱でトータルサポート

赤ら顔(酒さ)は、薬だけ・レーザーだけでは改善が難しいことがあります。当院では以下の5つの柱を組み合わせ、根本改善を目指すホリスティックケアを行っています。

①保険診療

メトロニダゾールゲルの外用、抗菌薬の内服に加え、ご希望の方には漢方薬も処方し、酒さの炎症をコントロールする基本治療を行います。

②自費診療

血管拡張そのものにアプローチする光治療・レーザー治療です。当院では以下を導入しています。

IPL(光治療・フラクショナルIPL)

波長の異なる光を照射し、拡張した血管や赤み、雀卵斑(そばかす)・しみ・くすみに働きかけます。機器更新後も治療の体感(刺激感など)は大きく変わりません。副反応回避のため

プラズマシャワー

高周波プラズマで肌表面に微小な穴を作り、皮膚の再生を促進。炎症の緩和や色素沈着の改善が期待できます。痛みもダウンタイムもなく、季節を問わず受けられる施術です。

レッドタッチプロ(肌育モベオ/モベスタ)

675nmの特殊な波長を用いた肌育レーザーです。真皮のコラーゲン線維に働きかけ、赤みの原因となる毛細血管の状態改善が期待できるほか、ハリ・毛穴・しみ・くすみの改善も見込めます。麻酔なしで受けられダウンタイムがほとんどないですが、照射中は光がまぶしく感じられます。

 

料金の詳細は本ページの料金表、または自費診療料金表ページをご覧ください。

③セルフケア(スキンケア・ドクターズコスメ)

当院では日々使用する基礎化粧品も治療の一環と考えます。バリア機能をサポートする低刺激な洗顔・保湿と、当院監修のドクターズコスメによる継続ケアをご提案します。

④ライフケア(食事・睡眠・生活習慣)

香辛料やアルコール、熱い飲食物など血管拡張を誘発しやすい食習慣の見直し、紫外線対策、十分な睡眠など、悪化因子を避ける生活指導を行います。

⑤インナーケア(血液検査・栄養療法)

赤ら顔(酒さ)は肌の表面だけの問題ではなく、体内の慢性炎症や栄養状態と関わっている場合があると考えられています。当院では血液検査によって鉄・亜鉛・ビタミンB群などの不足や、隠れ貧血、腸内環境の乱れがないかを確認し、炎症を起こしやすい体質そのものへのアプローチを行っています。

鉄・亜鉛不足

皮膚のバリア機能や炎症の修復に関わる栄養素です。不足すると肌が外部刺激の影響を受けやすくなり、赤みが長引く一因になると考えられています。

ビタミンB群不足

皮脂バランスや粘膜・皮膚の代謝に関わり、不足すると炎症が起こりやすくなる可能性があります。

腸内環境の乱れ

全身の炎症バランスに影響するとされ、慢性的な炎症性疾患である酒さの体質改善においても見直しの対象になります。

これらは薬や光治療・レーザーだけでは踏み込みにくい「体質そのもの」への対策です。外用薬・光治療で赤みをコントロールしながら、血液検査で見えた不足を補うことで、赤みが出にくい肌状態を土台から目指すご提案ができます。まずは血液検査で今の栄養状態を確認するところから始めることも可能ですので、繰り返す赤みでお困りの方はご相談ください。

料金表(税込)

各施術の最低料金の目安です。回数プランなど詳細な料金は自費診療料金表ページをご確認ください。実際の金額はカウンセリング時の肌状態・施術範囲により変動します。

施術名 参考料金(税込) 保険適用
IPL(光治療) ¥27,500〜 なし(自費)
レッドタッチプロ ¥33,000〜 なし(自費)
プラズマシャワー ¥22,000〜 なし(自費)

 

回数プランを含む詳細な料金は自費診療料金表ページをご覧ください。
※オプション(高濃度ビタミンC導入、麻酔クリームなど)は別途料金がかかる場合があります。
※クレジットカードは会計10,000円以上からご利用いただけます。保険診療は現金のみです。

よくある質問

Q1. 赤ら顔の治療はどのくらいの期間で効果が出ますか?

保険薬(メトロニダゾールゲル・漢方薬)は数週間の継続使用で炎症の落ち着きを実感される方が多いですが、赤み自体の改善には数ヶ月単位の継続が必要です。光治療・レーザーは複数回(目安3〜6回程度)の施術で赤みの軽減が期待できます。

 

Q2. 保険診療と自費診療、何が違うのですか?

保険診療は炎症を抑える外用薬・内服薬・漢方薬が中心で、酒さと診断された方が対象です。自費診療は拡張した血管そのものに働きかける光治療・レーザーで、保険診療で残った赤みへの上乗せ治療という位置づけです。

Q3. 施術に痛みはありますか?

IPLは輪ゴムで弾かれるような刺激を感じる方がいますが、麻酔なしで受けられる範囲です。レッドタッチプロも低刺激設計で麻酔なしで受けられますが、照射中は光がまぶしく感じられます。

 

Q4. 男性でも治療を受けられますか?

酒さは性別・年齢を問わず発症します。保険診療、自費診療とも男性の方にもご案内可能です。

 

Q5. 保険診療だけでは治りませんでした。自費診療に切り替えるタイミングは?

保険薬(外用薬・漢方薬など)を1〜2ヶ月程度継続しても赤みの改善が乏しい場合は、光治療・レーザーの追加をご検討いただくタイミングです。まずは診察で赤みの状態を確認し、ご相談の上で治療の進め方を決定します。

 

Q6. 食事や生活習慣は赤みに関係しますか?

香辛料、熱い飲食物、アルコール、紫外線、寒暖差、ストレスは血管拡張と炎症を悪化させる要因です。治療と並行して生活習慣を見直すことで、改善しやすくなります。

 

Q7. 再発の予防はできますか?

酒さは体質的な要因が関わるため、治療で赤みが落ち着いた後も、紫外線対策や悪化因子を避ける生活習慣を継続することが再発予防につながります。

 

Q8. 酒さは完全に治りますか?

治療により赤みや炎症の大幅な改善が見込めますが、体質的な要因が関わるため、根治を保証するものではありません。継続的なケアで良好な状態を維持することを目指します。

セルフチェック

以下の項目のうち、いくつ当てはまるか確認してみましょう。

☐ 頬や鼻の赤みが2週間以上続いている
☐ 熱を持った感じやヒリヒリ感がある
☐ お酒や辛い物、熱い飲食物で赤みが増す
☐ 赤みにブツブツ(丘疹・膿疱)を伴う
☐ 以前に比べて毛細血管が目立つようになった
☐ 化粧品がしみる、刺激を感じやすくなった

3つ以上当てはまる方は、酒さの可能性があります。保険診療での炎症コントロールがおすすめです。まずはご相談ください。

まとめ

★赤ら顔(酒さ)は血管拡張と慢性炎症が原因で起こり、放置すると丘疹・膿疱、鼻瘤へと進行することがあります。

★保険診療(外用薬・内服薬・漢方薬)を土台に、光治療・レーザーなどの自費診療、スキンケア、生活習慣の見直し、栄養療法を組み合わせるのが改善への近道です。

★当院では5本柱によるホリスティックケアで、赤ら顔のお悩みにワンストップで対応いたします

院長 川﨑加織

執筆者

医療法人ミント会 皮フ科かわさきかおりクリニック
院長 川﨑加織

専門資格

  • 医学博士
  • 日本皮膚科学会認定専門医
  • 日本抗加齢医学会専門医

所属学会

  • 日本皮膚科学会
  • 日本抗加齢医学会
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